「写経」で心を落ち着かせる練習をしてみた。忙しいサラリーマンは意図的に「何も考えない時間」を作らなきゃダメだよって話。
サラリーマンやってると忙しくて気がつけばいつもバタバタしている。家に帰っても子育てやらなんやらでバタバタしている。そんな生活を送っていると「落ち着いた時間」がなかなか取れない。いざ落ち着こうとしても落ち着き方が分からない。いつの間にか「落ち着く方法」を忘れてしまった気がするんですよね。
そこで、「落ち着く練習」が必要だと思い「写経」をやってみることにしました。
普段からニュース、SNS、テレビCM、広告など、何かしら大量の情報の波が押し寄せてくる日常にいてると、常に脳が何かを見て、聞いて、理解しようとして、感じて、判断してる。そんな状態になっちゃうんですよね。そんな状態から脳を解放してあげる必要性がある。要するに「何も考えない時間」を意図的に作らないといけないんですよ。そこで写経を試してみることにしました。
薄く書かれた般若心経を筆ペンでなぞる。静かな空間でただ字を書く。それだけなんですが、書いているときはただ「字を書く」ことだけに集中しているので心が落ち着いてくる。写経にはそんな効果があるようです。
いきなりお金をかけても続かなかったらもったいないので、とりあえず100均でひととおり揃えました。
- 写経用ノート
- 筆ペン
- ロウソク
朝いつもより少し早めに起きて静かな空間でやろうと思ったので、明かりはロウソクを使うことにしました。照明よりはなんか雰囲気でるでしょ?
seriaでこんなロウソク?キャンドルが100円で売ってたので、ついでに小瓶も買ってその上に乗っけることに。こんな感じ。
うーん、まぁこんなもんかな。電気を消していざ写経ノートを開いて書いてみた。
いざ書いてみると、たしかに書いてるときはかなり集中できる。服装を正して、姿勢を良くして、深呼吸して、ゆっくり一文字ずつ丁寧にかく。この行為自体に意味があるんでしょうね。ふだんの仕事中では絶対にありえないこの「ゆったり」としたスピード感。時間の流れが20分の1くらいに感じます。
薄く書かれた字をなぞるだけ。それがいいみたいです。変に自分の字で書こうとすると「上手く書かなきゃ」とか「あ、失敗したな」とか、余計な考えが頭にわいてくるらしい。それだと結局、心が落ち着かない。なのでよほど慣れるまでは見本をなぞるだけでいいみたい。
ためしに実際じぶんで書いてみたけど、たしかに「上手く書かなきゃ」っていう気持ちになっちゃいましたね(笑)
さぁ、これまた続くかどうか分かりませんけど、少しの間試してみるか!